FINAL FANTASY 零式

□美女と野獣
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ファイブんとキングってぇ〜美女と野獣って感じだよね〜。

シンク、それはキングに失礼でしょう。

え〜。でも、トレイもそう見えるでしょ〜?

…見えなくはないですが…そもそも、あの堅物のキングが野獣になる訳がありませんよ。

ファイブんと二人きりの時とかはわかんないよぉ〜。

そ、そうなのですか!?


あの時は恥ずかしくて流しちゃったけど、二人が言っていたことは満更外れてもいない。

夜のキングは、まるで野獣のようだから―――


「あ…キン、グ…」

「ファイブ、どうだ?」

「ああっ…ん…きもち、い…」


部屋は暗いのに、窓から差し込む月明かりでお互いの姿が丸見えで恥ずかしい。

上着と下着は虚しくベッドの下に落ち、私の乳首は今キングに弄ばれている。
飛び出した左右の乳首を指で押したり摘んだり擦ったり。
本来、二丁拳銃を扱う固くて豆が出来た大きな手は、私の体を優しく撫でてくれた。


「…はぁ…んん…やっ…」

「大きくなったな」

「…ん、キングがっ…揉んでくれる、からぁ…」

「フッ…そうだな。もっと大きくしてやる」


そう言ってキングは、馬乗りの状態で上から私の両胸を掴み、やわやわと指を動かした。

初めはキングの手に収まっていた胸も、今じゃふんわりとした山にまで成長している。
それもこれもキングのお陰。


「あんっ…!」


ベッドに仰向けになって胸を揉まれる気持ち良さにぼんやりしていると、突然乳首をぬるりとした舌が這った。


「いい声を上げるな」

「…キング…いきなり舐めちゃ、やぁ…」

「報告すればいいのか?舐めるぞ」

「ち、違っ…ああん…ゃ…はんっ…」


ちゅうちゅうと胸を吸い上げるキングに母のような愛おしさを感じ、頭を抱きしめた。

するすると右手が下半身に降りて行き、赤いチェックのスカートを捲り上げる。
そして、もう洪水状態の私のショーツに指を引っ掛けて降ろす……


「ひゃんっ…あぅ…ん…」


外の空気に晒されたソコにキングのゴツゴツした人指し指と中指が入れられた。
私は、すぐにその二本をすんなりと受け入れる。


「キング…!キング…!」


M字開脚した私のソコをじっと見つめるキングに耐え切れなくなり、もう欲しがった。

キング自身も、もう限界でしょ?


「分かった。今、やるから」


至ってキングは、いつもの冷静さを保っている。

カチャカチャとベルトの音がすると、それだけで興奮したのかソコからどろりとシーツにまで愛液が流れた。


「…キング…ん、」


恥ずかしさで顔を背けると、優しく微笑んだキングにキスをされる。

唇が離れると、キングは下半身に狙いを定めて


「あ、あああああああっ…」


ズブっと腰を沈めた。


「あ、ああ…熱っ…」


ヌルヌルと愛液を使って奥まで進んで行くキングに、目の前がクラクラした。

全部入ったことを確認すると、お互いキスをし合い腰が動いた。


「あん、あん…やっ…ああ、きもちい…きん、ぐ…もっとぉ…!」

「もっと、か…っ」


筋肉質な体を揺さぶって、ピストン運動をするキングに私も腰を振って応える。

余りに激しい行為にベッドの方が耐え切れずギシギシと結合部がグジュグジュと悲鳴を上げている。


「あああんっ…はっ、きんぐの…おっきぃ…すき、すきぃ…!ゃんっ…そこぉ…っ」

「ファイブ…っ」


お互いの体が最高速度で動き、キングのモノもはち切れそうなまでに膨れ上がる。

私自身ももう限界で、


「…はぁんっ…キ、ング…イくイくイくぅぅ…!」

「俺もだっ…」

「キング、キング…ゃあああっ!」


背中が仰け反ると同時に、キングのもナカに吐き出された。

そのまま気を失った私の額に汗で張り付いた髪を掻き分け、キングはキスを一つ。


ねぇねぇ、キング〜。ファイブんとキングって美女と野獣でしょ〜。

美女と野獣?

こら、シンク。いえ、お二人がまるであの、美女と野獣のようだと昨日話していたのです。あ、決してキングを野獣と言っている訳じゃ……

確かに、ファイブは美女だ。特に昨夜のお前は美しかった。

キ、キング…!

?どゆこと?

シンク、考えなくて結構です。



美女と野獣
昨夜の私とあなた




fin,


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