スマイルプリキュア&時を超える桃太郎 2

□いざクライマックスへ!希望の星々(前編)
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ギィィイ…グォォォアアァァァァァァァァァァァァァァァァッッ!!!


恐竜の列車は大きく咆哮すると、ヨーロッパの街の中を疾走し、家を大理石の建造物をその大きな口で次々と噛み砕いていく。



良々「何よ…これ…?」

侑人「あらゆる時間を支配できる列車──ガオウライナーだ」

良々「ガオウライナー…?」



なぜそのような列車がこの時代にいるのか…、なぜ私はこんな時代に連れて来られたのか。
侑人に問いただそうとした時、



あかね「おっと!過去の良々にそれ以上のネタバレはあかんで。とにかく、クライマックスには良々が必要やから──」

なお「ね?♡」

良々「え?」



有無を言わさず、なおは良々にまたも催眠スプレーを吹きかける。
そうして良々はまた眠らされてしまった。
うすぼんやりとしたその視界には、ウラタロスの憑依したもう一人の良々と、キンタロス、リュウタロス。



良々「(……また?)」

キンタロス『──よっしゃ、入るで!』
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