スマイルプリキュア&時を超える桃太郎 2

□降臨、満を持して!(後編)
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警官「その子は鷹山さんの息子さんか!?」

警官「お前が子供を誘拐したのか!!」

J良々「は?誘拐…?何の事?」



どうやら赤ん坊は誘拐されていた模様である。



警官「しらばくれるな!子供をこっちに渡しなさい!」

J良々「何馬鹿な事言ってるの!!──嫌よ!これはあたしの弟!誰が渡すもんですか!!」

警官「さっきから何を訳の分からない事を言っている!?」

警官「抵抗しても無駄だぞ!」



遠くでその様子を見ていたみゆきはどうしていいのかわからずオロオロするばかりだった。
どんどん状況がこじれていく。



侑人「おい!星空!!」



そんなみゆきに侑人とデネブが駆け寄ってきた。



キャンディ「侑人クル!」

みゆき「侑人君」

侑人「名前で呼ぶな!──それより何だ?野上の奴、あんなイマジンいたか?」



その様子を見ていた侑人もさっぱり状況が飲み込めない。



みゆき「いやあ、それが──」



みゆきは侑人とデネブに今までの経緯を話す。



J良々は、というと。



J良々「…何かヤダ。ここはあなたに譲ってあげる」



と良々から離れてしまった。



良々「へ?」



ジークに憑かれて、プッツリ意識の無かった良々は警官に囲まれていた。
辺りの警官達は怖い顔をしており、事情も分からず、もう顔面蒼白。
それと同時に、侑人が目を離した隙に屋敷の中へとウィンドミルイマジンがひとっ飛びで塀を乗り越え、屋敷内に侵入。



デネブ『侑人!イマジンが動いた!』

侑人「何ぃ!?」



ウィンドミルイマジンは、屋敷の窓を破壊し、屋敷の中にも侵入。



「キャアアアアアアアアアアアア!!!」



屋敷の中にいた夫人に歩み寄る。



ウィンドミルイマジン『すまんねぇ、奥さん。ちょいと誘拐されてくんねぇかな?』



物腰穏やかに誘拐されるのを頼んだ。
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