スマイルプリキュア&時を超える桃太郎 2
□降臨、満を持して!(後編)
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【デンライナー・食堂車】
3タロスの縮小は相当のもので、コーヒーカップに3体が普通に収まってしまうほど。
そして、それにイタズラするリュウタロス。
ナオミはオーナーに向かい合わせに座り、オーナーは旗プリンに挑みつつナオミの話を聞いていた。
オーナー「なるほど……それはまた、かなり特殊なイマジンですね。
契約者がすでにいるというのに良々さんに憑いて独占できるんですから」
ナオミ「モモタロちゃんたちもちっこくしちゃうし!」
オーナー「おそらく、今年に“産まれる”という形で現れたことが、彼女を特殊にしているんでしょうねぇ…」
ナオミ「オーナー、あのイマジンは“望み”を言われたかどうかさえ覚えていないのに実体化していましたけど、それも…?」
オーナー「それも彼女特有なのかもしれませんね…」
一方、リュウタロスは、カップの口を押さえてシェイクしたところ、頭部だけ標準サイズに戻り、さながら生首だけが生えているといった状況に。
リュウタロス『わあっ!!こんなのでた!!』
それにもオーナーは動じず話を続ける。
オーナー「──存在する力が他のイマジンより強いんのでしょう。しかし───」
しかし、の先を言おうとしたところで、カップが破裂、3タロスが元通りに。
モモタロスの逆襲で、リュウタロスにバックドロップ。
オーナー「赤ん坊というのは…どうなんでしょう?」
4タロスがバカやってる最中でも、オーナーは何か気がかりがあるように呟く。