スマイルプリキュア&時を超える桃太郎 2
□閑話・ゼロのスマイル
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侑人
「どうした?」
デネブ
『どうしよう…──サイフ…ゼロライナーにおいて来ちゃった』
侑人
「…………」
侑人はそれを聞いて驚くやら、呆れるやら、あいた口が塞がらなかった。
侑人
「ゼロライナー…停車まで後一時間近くあるぞ……」
デネブ
『ごめん…』
デネブを叱っても仕方がなかったので、品物を返してからゼロライナー停車時刻まで待つ事にした。
侑人
「あー…めんどくせー。
だから普段、少しは俺にもサイフ持たせとけって、いつも──
──ってあれ?デネブ?」
いつの間にかデネブがいなくなった。
デネブ
『侑人〜、お金貸してくれるって!』
侑人
「え?」
侑人がそちらの方に顔を向けると侑人は固まった。
なお
「お金貸して欲しいんだって?」
侑人
「み…緑川 なお」