スマイルプリキュア&時を超える桃太郎 2
□最初に言っておく!
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突如としてデンライナーを訪れた侑人に対し、良々は──
良々「で何の用?」
足を組んで強気な態度に出た。
侑人「念押ししとこうと思って。俺が一番お前を面倒だと思ってるのは、時の運行とか関係なく動くって事。それもいい人属性って奴?」
良々「私がどう動こうとそれは私の勝手よ。あんたにとやかく言われる筋合いないわ」
侑人「だからそーゆーのが一番困るって言ってんだよ。もう一度言っとくが、時の運行を守るって言うのは人助けとは違うんだよ」
みゆき「ちょっと、そんな言い方ないじゃん!それに、時の運行を守る事が人助けじゃないって…じゃあ困ってる人がいても放っておけっていうの?」
侑人「目先のことばっか気に掛けて本来の目的を見失ってるって言ってるんだ。イマジンを倒す為にデンオウは存在してるんだよ」
あかね「ふざけんなお前!!ホンマ何様のつもりや!偉そうしくさってからに…」
オーナー「あかねさん、少しよろしいでしょうか?」
侑人とあかねの言い争いになろうというところにオーナーが割って入ってきた。
オーナー「侑人君、良々さんの事はともかく、君がゼロライナーに乗っている理由を教えてもらえませんか?ゼロライナーは“ある時間とともに消滅した”と思っていたのですけどね」
良々「ある時間…?」
侑人「………俺は列車を預かっただけだ」