好き好き大好き愛してる!!
□信じらんない?それは俺もだ
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『…はぁっ?』
何という間抜けな声。
「……ッグラララララララ!!こりゃあ、面しれェ!」
「あ〜…一応、事実なんだがな?」
豪快に笑う白ひげに訂正を入れる。
「…信じられるワケねぇだろ!んなモン!」
「んな事言われてもなァ……実際、事実だし?」
「てか、何で海賊船にいんのに、んなヘラヘラしてんだよ!」
「いや…まぁ……さぁな」
そこに正に鶴の一声がいうべき、一言がとんだ。
「…静かにしねぇか!」
「っ!っでもイゾウ!」
「エースは黙ってな」
「…」
「!(すんげぇぇぇぇ!てか、生イゾウさん!マジカッコイイィィィィ!いや、美しいィィィィ!!何あれ!女より女っぽい!!キレー!
)」
と、オレが悶絶していたら声がかかった。
「…証拠はあるのかい?」
「…異世界から来た証拠か?んー…」
ケータイは持ってないし、この身ひとつでトリップしてきたから、物証はムリ。
他は……………………あ!!
「オレの世界ではこの世界のことを伝記みたいなモノで本になって売られててさ。
そんでオレはその伝記が大好きなんだ!よく読んでた!
だからお前らのことをよぉーく知ってる!」
「だから初対面じゃ、絶対に知らないことをオレが話せたら……」
「…あぁ、認めてやる」
「じゃあ、基本情報から行こうか」