ネタ

□幾度なく繰り返す恋
1ページ/1ページ


精霊見える子。
中性的。海馬の義妹。


なんか行く先々で十代たちに会う話。
主人公は十代よりユベルがお目当て。

「ユベル、私だよ。覚えてない?」
『もしかして名前…?』
「え(なんか知り合い?)」

宇宙に旅立つ前に少しだけユベルと話したことがあった。

『あの時の不安定さは消えてるみたいだね』
「色々取り戻したからね。ていうか、何か困ってたみたいだけどどうしたの」
『十代の財布の中もう空っぽなんだ。だから大会でもないか探してた』
「ん。おっけー。じゃあ大会しようか。出てもらう代わりにホテル提供するっていうのはどう?」
『いいのかい?』
「でも急だからロイヤルスウィートは無理かも…」
「いやいやいや!用意してくれるだけで充分ですありがとうございます!」
「そう?」

なんかすんごいブルジョアだなーと思いつつ大会当日。

「それでは大会主催者であるこの方からご挨拶を…KC専務、海馬名前様、こちらへお願いします!」

「海馬…海馬!?」
『あれ?十代知らなかったのかい?』
「いや!知るわけないだろ!海馬!?」
『まさかオーナーの妹さんだったとは…大きくなられたにゃー』
「ってそっち知り合い!?」
『以前エジプトに言ったときにお話する機会があったのにゃ』
「なんだこの疎外感」

その後もなんか色々会う。ちょっとずつユベルだけじゃなく十代とも話すようになる。
恋愛フラグ立つけど十代は絶対置いていかれる分かってるから(十代はユベルと超融合で寿命という概念がちょっとあれな感じ)もやもや。

「今度はどこへ行くの?」
「どこって言っても、どうせまたばったり会うさ」
「……エジプト。エジプトに来て」
「どうしてエジプトなんだよ?」
「全ての始まりだから」

とにかく待っていると告げて帰ってしまう。
とりあえずエジプト行く。
街中で夢主の部下の波野を見つけて彼女がとあるピラミッド立ち入ったことを聞く。

「え、なんかめっちゃ崩れてる」
『早く行こう十代。名前を連れて早く出た方がいい気がする』
『なんだか悪い予感がするにゃー』

とりあえず入ってあっさり夢主発見。でもなんか様子が変。

「十代。デュエルをしよう」
「え?それは嬉しいけど」
「君に私の運命を託す」

なんか話が大層になっているし、なんかせっぱ詰まっているような夢主に何があったのかとか聞く。

「十代。デュエルに集中してよ。これはただのデュエルじゃない。これは、歴とした闘いの儀!姫としての名前と、武藤の血を引き海馬の姓を受けた名前の存在を掛けた戦い!」

十代が負けたらあるべき所へ還るという夢主にあばばばばってなる十代。
でもきっとすぐ持ち直して勝つ。で、ハッピーエンドだけど十年後ぐらいに夢主が亡くなる。

夢主いなくなってユベルもなんだか寂しそうで十代はどうしても面影探しちゃう。
そんな時に帽子を深く被った十歳くらいの幼女に声を掛けられる。

「どうした?迷子か?」
「エジプト!」
「…ん?」
「五年後の今日、エジプトへ来て。絶対に」
「お前は…」
「今度は楽しいデュエルにするから。十代が泣かない、ユベルが悲しまないデュエルを」

帽子を取ろうとする十代より幼女早く帽子をとって十代の顔が隠れるまで帽子を
かぶせる。

「はは、綺麗なアメジスト色だなー」
『変わってなかったね』
「そうだな。五年後、か…」
『じゃあ十代はロリコンに…?』
「おいやめろ」



とりあえず何度も転生して何度も十代と恋をする話。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ