†Library War

□No.3
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「いや だって訓練キツくてさ〜〜
疲れ果ててるところに小難しい話なんだもん
起きてらんない」


「怒られてもしらねぇよ? あたしは」


「そうそう あの鬼教官サマに、さ!
あっ 噂をすれば堂上教官こんちはーー!」
小牧教官も と付け足しながら教官達に駆け寄る麻子



教官に軽く挨拶を交わした郁は少し気まずそうな雰囲気



「もー最近あたし堂上教官に会う機会減ってさみしーんですよ」

ハートを飛ばしながら言う


「((猫なで声…))」
郁と心の声が重なった


「こんにちは!あの教官…
ケガはもう大丈夫で…「腫れは引いたみたいだな ここの」
堂上教官が郁の声を遮って郁の頬をペシペシしながら言う


「は?」
訳解らんとでも言いたげな郁に教官は

「――それならいい」

「教官…」

「お前の顔が面白すぎて指導に力が入らなかったからな」
と、言った後にさらに、
「これで吹き出す心配もなく みっちりしごけるってもんだ」
と 付け足した


それを見て小牧教官が笑いながら、
「いやーあの二人面白いよね〜
そう思わない?雨宮さん」


「はい そりゃあ もう」と あたしも笑いながら返した









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