私を変えてくれた人
□意識
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今日は最悪だ
「………ちゃん……」
居残りがあるし
「……ちゃん……」
その居残りで?今は絶体絶命。
「…ちゃん……!!」
…いや、もうダメか。
「…真奈ちゃん……!!」
腕、掴まれたし。
「真奈ちゃん!!!」
真奈「!?」
私は後ろを振り向いた
すると
智「大丈夫?ケガはない?」
真奈「な、なんでっ…!?」
智「それはいいから、とりあえず温室出よう!!」
真奈「で、出るってどうやって?」
智「あっち!」
真奈「…え?」
そういって大野くんが指した所は
完全に、草むら。
真奈「み、道ないよ?」
智「大丈夫。俺もここ通ったから☆」
そういえば…
頭に、葉っぱがついてる…
智「急がないと、あいつら来ちゃうから、いこっ!」
そういって大野くんは
真奈「…!!///」
私の手を、握った
そのとき
なぜだか分からないけど…
また、ドキッとした
…心臓が、熱い
…もしかして、私…
智くんを意識してる…?
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