私を変えてくれた人
□後悔
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桜「あ〜!寒かった!!」
真奈「うん、そうだね…」
私達にとっては
正直、意味の無い"入学式"
それがやっと終わって
周りは好き放題に
おしゃべりしてる
いつものこと、5人への歓声は消えない
――ガラッ
先生「おーい、席つけ―!」
先生が入ってきて
みんなは席についた
先生「おし、早速だが…委員会を決めるぞ。」
周りがざわついた
そりゃ、初日に決めちゃうなんてね
先生「静かにー。いきなりで困るかもしれんが、我慢してくれ」
生徒達「えー…。」
先生「じゃあ、決めてくぞ。まず学級委員長は…」
桜「はーい!やるやるー☆」
えっ!!
桜ちゃん、スゴい…!!
でもそんなキャラじゃ…
先生「他にいないかー?…じゃあ、決定だな!」
真奈「がんばりまーす☆」
先生「じゃ、次男子は…」
雅紀「翔ちゃんやりなよ☆」
翔「俺!?」
和也「いいじゃないですか。はい、決定☆」
先生「櫻井、いいか?」
翔「…はい」
先生「じゃ、決定。」
決まった瞬間
複数の女子がざわついた
多分、あの5人の誰かと一緒にやりたいんだろう…
チラッと桜ちゃんを見ると
こっちに気づいた桜ちゃんは
笑顔でピースしてくれた
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