NARUTO「カカスレナル」novel
□幸せな一時
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ここは火影の執務室。ナルトはいつもの様に綱手へ特Sランクの任務報告に来ていた。
「――以上。ターゲットは6人。任務は無事に終了致しました」
「ご苦労だった。明日は休暇だ、久し振りにゆっくり過ごせ」
そう言われたナルトは、ふっと張っていた気を緩めた。
「そうさせてもらう」
ふぅ…と一息ついたナルトは瞬身でその場を後にした。
死の森の自宅へと戻ってきたナルトは、返り血が付いてしまった暗部服を脱ぎ洗濯機へ投げ入れる。洗剤を入れ洗濯機のスイッチを入れる。動き始めたのを確認し、もうすぐ帰ってくるであろうカカシの為に食事を用意するべく冷蔵庫を開けたのだが…。
(あ〜…最近はずっと任務続きだったからなぁ…)
いつ帰って来れるか分からないのが忍。当然冷蔵庫の中身は空っぽだった。
「はぁ…買いに行くか…」
パタンと冷蔵庫を閉め、材料を買いに行くべく鷹へと変化をした。