NARUTO「カカスレナル」novel
□仲間
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「―――と言う訳で、7班には、この任務についてもらう」
ここは火影室。第7班は綱手より任務を受けていた。
「え〜、そんな任務ノーサンキューだってばよ!【綱手、何か裏があるぞ、この任務】」
いつものお決まりのセリフを口にしながら一部の者にしか使えない言葉で話掛ける。
「文句を言うな!【分かっている。お前を指名している時点できな臭い】」
綱手もまた、この言葉を使い答えた。
「ナ〜ルト、任務を選り好みしな〜いの【この任務。慎重にいかなきゃマズそうだね】」
カカシも、この任務に違和感を覚えていた。
そう…この任務は下忍のナルトを指名してきたのだ。しかも、ただの大名の息子の子守り。
「ナルト!生意気な口聞くんじゃないわよ!」
「……ウスラトンカチ黙ってろ」
「ウスラトンカチって言うなってばよ!サスケ!」
そんな他愛ない会話を表でしながら、この任務に緊張を隠せないでいた。