NARUTO「カカスレナル」novel2

□甘いよな・・・
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「も、限界・・・」

「ダメ」

昨夜から何回も求められクタクタな身体。それなのに『ダメ』の一言で片付けられてしまう。

「カカシ・・・っ」

「まだ、もう一回」

「おま、さっきから何回スレば・・・っ、ずっともう一回って言って・・・っ」

「うん」

うんって・・・。

「あと一回だけ・・・」

耳元で囁かれた言葉にピクンと身体が反応してしまう。

「ね?もう一回だけ」


ゆっくりと話をする事もままならぬ程の激務を終え久し振りの休みをもぎ取った俺とカカシは互いの温もりを求める様にベッドへとなだれ込んだのだ。

「・・・もう一回だけだぞ・・・」

「ん」

嬉しそうにニコニコするカカシに苦笑いが漏れてしまう。絶対に嘘だと分かっている。

これが終わったら『もう一回』って言うに決まっている。でも、それを許す俺も俺だよな。
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