NARUTO「カカスレナル」novel2
□ミナパパが会いに来た!?
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ここは、ナルトとカカシが暮らす死の森の自宅。
2人はつい先ほど特SSランク任務を終えて帰宅した。
「あ〜〜〜ι疲れた〜〜」
気の抜ける様な声を上げドサリとソファーに腰を下ろしたのはカカシだ。
「カカシ、気が抜ける様な声を出すな」
そんなカカシの様子に苦笑いを零しながらいつの間にか入れたお茶を差し出した。
「ありがと。ここの所休みも無かったじゃない?流石にヘトヘトだよ」
ナルトが入れてくれたお茶を飲みながらグッタリとソファーに身を沈める。
「まぁ、分かるけどな」
ナルトも同じ様に休み無く任務をこなしていただけに疲れを隠し切れないでいた。
「ま、今日はさすがに任務は来ないだろうけどな」
暗部と下忍の任務を休み無くこなし、流石にナルトがキレるとマズイと思ったのか綱手はカカシとナルトに今日明日と休暇を出したのだった。
「そうだね」
「でな、新しい忍術を試したいんだ」
貴重な休日を新術の開発に使おうとナルトは考えていた。
ワクワクとした雰囲気を隠さずにナルトはカカシに言う。
「ん。でも今日は休もうね」
着替えもそこそこに新術を試そうとするナルトに今夜は休もうと釘を刺す。
「・・・わかった」
カカシの言う事は分かる。任務続きでチャクラ不足なのだ。
「とりあえず」
そう言うとナルトを抱き抱えた。
「うゎっ!?降ろせ!!」
いきなりの浮遊感に焦る。
「お風呂入ろうねvV」
そう言うとナルトを抱えたまま風呂場へと消えた。