NARUTO「カカスレナル」novel番外編
□綱手の孫馬鹿
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綱手にチビ達の事をカミングアウトしてからと言うもの、俺の周りの環境が大分変わった様な気がするのは気のせいだろうか・・・。
「じゃあ綱手。すまないがこの任務が終わるまでチビ達を頼むな」
今日はどうしても、カカシと任務編成が上手くいかず2人とも子供の面倒を見れない時間が出来てしまったのだ。
その為に綱手の所に子供達を預ける事になった。
「まったく、ここは託児所じゃない」
ふぅと溜め息をつき任務に向かったナルトとカカシに毒づいた。
「まぁ、まぁ・・・綱手様。あの2人に里の大多数の高ランク任務を請け負ってもらっているんですから」
「わかってるさ」
シズネの言葉に苦笑いを零すと綱手は残っている書類にサインを入れる仕事を再開しようとしたのだが・・・。
「ばぁば!」 ミコ
とたた、と綱手に駆け寄るミコト。
「なんだい?」
「アレやってもいい?」 ミコ
「おれも、おれも!」 マコ
ミコトの後ろからマコトも駆け寄ってきた。
「良いが、この部屋でだけだよ?」
「「はーい!」」
元気に返事をすると『アレ』を取りに火影の仮眠室へと入って行った。