NARUTO「カカスレナル」novel2

□甘いよな・・・
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ナルトに言われ窓の方を向けば・・・。そこには召集を告げる小鳥。

綱手も休日の情事を分かっているかの様にカカシにのみ任務を告げる小鳥を寄越した。

「・・・・(怒)」

「カカシ・・・小鳥に殺気を向けるな・・・(苦笑い)」

せっかくもぎ取った休日。ナルトとゆっくり楽しむつもりだったのに・・・。

「休みの奴を呼ぶんだ緊急だろう」

「・・・・(怒)」

「諦めて行って来い」

「・・・・・・」

「・・・ぁっ」

はぁ、と諦めた溜め息を吐き出すとズルリとナルトの中から引き抜いた。

そしてシャワーを浴びるべく浴室へと向かったカカシだったのだが・・・徐に向きを変えるとナルトの方へ戻って来た。


「どうした?」

「一緒に入ろ」

「〜〜〜///!?」

少しでも長く、1分1秒でも長くナルトと一緒に居たいの。そう言うとナルトを横抱きにして一緒に入るべく浴室に向かうのだった。

カカシは狡い。悔しい。そんな事を言われたら嫌だと言えないじゃないか。

「・・・・・///」

「ナ〜ルト、愛してるよ」

チュッと額にキスを落としながら、なるべく早く帰って来るからね。と囁く。

「待っててやるから、無事に帰って来い」

「うん」

そう言うと顔を隠す様にカカシの首に自分の腕を回した。たぶん耳まで真っ赤だろう。

「続きは帰ってからしようねvV」

「〜〜〜〜っ///バカカシ」

バカカシと呟きながらも自分からキスをする。

「〜〜〜vV」

「早く帰って来い///」

「うんvV」

何だかんだ言って俺はカカシに甘いんだよな・・・。


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