NARUTO「カカスレナル」novel2
□甘いよな・・・
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「ナルト・・・」
「ん・・・。あ、あぁ・・・っ」
身体を滑る手。
髪から落ちる汗。
仲間を庇って出来たであろう傷痕。
優しくキスをする唇。
キレイな漆黒の瞳と燃える様な赤い瞳。
カカシの全てに溺れている自分。
「あっ・・・、あ・・・っ」
「好き。ナルト、愛してる」
「ん・・・」
耳元で囁く度に震える身体。
繋がりを深くする度にすがる力が強くなる腕。
身体中にキスをする度に擽ったそうに微笑む顔。
潤んだ蒼いキレイな瞳。
ナルトの全てに溺れる。
「・・・カ、カシ・・・」
ナルトはカカシの顔を掌で包むと潤んだ瞳で視線を合わせようとする。
「何?」
頬に触れる手に自分の手を重ねる。
「・・・んっ」
「どうしたの?」
どうしたの?と聞きながらも緩やかな動きは止めない。
「・・・っは、・・・っ」
「ナルト?」
「まど・・・」
「?」