NARUTO「カカスレナル」novel番外編
□初めてのお使い
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「ミコト、マコト今度道に迷ったり何かあったら、この巻物を開きなさい」 ナル
そう言って一本の巻物を2人に手渡した。
「「?」」 ミコ&マコ
2人に手渡した巻物には『呼び出し』と書かれていた。
「鷹、いつの間に作ったの?」 カカ
「ずいぶん前から渡そうと思って持ってたんだ」 ナル
実は、綱手にも緊急呼び出し用の巻物を渡した方がいいと言われていたのだ。
「これを開けば伝令の鳥が俺と狼に飛ぶから」 ナル
「「うん」」 ミコ&マコ
ギュッとナルトとカカシに抱き付く。
「さて、帰ってホットケーキ作ろうか」 ナル
そう言って死の森の自宅へと向かうのだった。
暫らく歩いていると。
「ミコト?」 ナル
不安から開放された安堵からかミコトはナルトの腕の中で眠ってしまった。
「あ、マコトもだ」 カカ
マコトも慣れないお使いで疲れたのかカカシの腕の中で寝てしまった。
「やっぱり暫らくは綱手の言う通り術を覚えるまでは外に出せないな」 ナル
「そうだね〜」 カカ
男に絡まれている2人を見てやはり撃退用に術を教えようと思う2人だった。