NARUTO「カカスレナル」novel番外編
□初めてのお使い
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「じゃあ、商店街の木の葉スーパーに行って卵を買ってきてな」
そう言って、ミコトに10両(1両100円換算)を巾着に入れて手渡した。
「無くさない様にね」
カカシもまた、仕方なくだがお使いに行く事を承諾した。
「は〜い!」 ミコ
「いってきます!」 マコ
2人手を繋ぎ仲良く死の森を出て行った。
「あ〜ι心配だよ〜」
「じゃあ、カカシも行くか?」
2人の後姿を見送りながらカカシは心配そうにしていた。そんなカカシにナルトは一緒に行くかと聞く。
「そうしようかな」
「じゃあ、見失わないうちに行くか」
「ん」
ポンッと煙をたてて鷹と狼の姿に変化した。
「ミコトとマコトが変化の術が出来るって聞いた時は驚いたかも」
2人の後ろを追いながらカカシが呟いた。
「俺も驚いた」
「でもさ、俺達の子だって感じだよねvV」
ナルトもカカシもあの位の歳には、変化の術もさる事ながら、大体の術はマスターしていた。
「・・・・そうだな」
子供の成長は素直に嬉しい。
「あ、いた」
仲良く手を繋いで歩いている2人を見つけた。
「なんか・・・///」
ミコトとマコトが変化している姿とはいえ・・・まるで小さな鷹と狼が仲良く手を繋いで歩いている様だ。
「ああして見ると、俺達が手を繋いでるみたいだねvV」
「〜〜〜〜///」
自分も思っていた事だけに反論できない。