NARUTO「カカスレナル」novel番外編
□初めてのお使い
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「ミコちゃん、お家着かないね」 マコ
「うん・・・」 ミコ
2人は気が付かないまま家とは逆の方向に歩いて行く。
【どうしようか・・・ι?】
【どうするって・・・ι】
こっそりと後をつけているだけに声を掛ける事も出来ない。
と、その時。
「君達可愛いね」
「お兄さんと遊ばない?」
2人の人相の悪い男がミコトとマコトに話しかけた。
「だぁれ?」 マコ
「さぁ?」 ミコ
いきなり話しかけられた事にキョトンとする2人。
「一緒に遊ぼうよ」
ニヤニヤと笑いながら遊ぼうと言ってくる男達に2人は後ずさる。
「知らない人に付いて行っちゃダメってママが言ってたもん」 ミコ
「少しなら大丈夫だよ」
そう言って2人の手を掴んで引っ張る。
「「や〜!」」 ミコ&マコ
2人が声を上げた瞬間だった。辺りを身震いがする程の殺気が立ち込めた。
「うちの子達に何か用事でもあるのかな〜?」
ニコニコと笑顔を向けているが目は笑っていない狼の姿・・・。
「ぱぱ!!「と〜しゃん!」」
そしてその後ろからは・・・。
「一度死んでみますか?」
チャリとクナイを構えながら鷹が姿を現した。
「まま!「か〜しゃん!」」