イナズマ青春記

□第9話 北海道へ!
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豪炎寺の離脱や監督への不信感によって、チーム内がピリピリしている。特に染岡は、不機嫌オーラ全開である。


そんな時、響木監督がらメールが入った。内容は、北海道にある白恋中のサッカー部のエースストライカー、吹雪士郎をスカウトしろというもの。


というわけで、豪炎寺が抜けて空いた枠を埋めるべく、吹雪士郎をスカウトするために北海道へ向かうことになった。




染岡が不満そうなのがよくわかる。でも最終的には豪炎寺の時のようにデレて俺達最強コンビだぜ!になるっていう。

え?闇堕ち?あはははは…。染岡はツンデレだよね、うん。異論は認めない。豪炎寺に対するデレっぷりは半端ない。



か「染岡ってツンデレだよなー。絶対に」



同じような事を考えていたのか、かながそう呟くと、聞こえていた染岡が無言で拳を振り下ろした。



か「うぐっ………」



痛いらしく悶絶するかな。そりゃ隣に座ってたら聞こえるだろ…。



り「痛そう」

ゆ「自業自得でしょ。まあ、あたしも同じような事考えてたけどね」

り「はは…」



吹雪士郎の事を調べても、1試合で10点も叩き出したはまだしも、熊殺しだの熊よりでかいだの確証の無い噂ばかりで、まさに謎が謎を呼ぶといった感じだ。


……まあ、熊殺しはあながち間違ってないんだけどね。御愁傷様ですヒグマの山親父氏。



り「熊よりでかいとか絶対ありえない…」

ゆ「いや、それは本人を見たことあるから言えるわけであって…」



実際見てみるとあたしとか円堂より小さいしね。



そして小学生のはずの虎丸より小さい。元々小柄だとはいえ、何故そうなった。













途中、財前総理が戻ってきたという連絡が入った。



それでもキャラバンに残るという塔子にちょっとしたサプライズ。



一旦東京に戻り国会議事堂へ。総理に会わせてあげるためだ。



…財前総理と塔子、円堂の会話は割愛。2人以外はキャラバンに残ってたからね。





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