荒波少女

□あとがき
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荒波少女、完結致しました。
えー、執筆開始日に関しては、私が当時受験生だったので置いといて、と。設定を公開したのが2013年6月28日で、7月2日に第1話を公開しました。
…今年は紛れもなく2015年ですね。2年以上に渡る連載でした。確か去年の7月あたりに完結させるとか言っていた気がするんですけど、詐欺でした。
実際に書き上げたのは9月の上旬だったかな?あれ、8月?そしてあとがきは10月に書き、公開は12月と…。
1話とか最早黒歴史でしかないです。公開してから殆ど読み返してないんで、どれだけ酷いかすら把握していない。
色々な事情があって、カオス戦飛ばして非公開でジェネシス〜ダンペラ戦を先に書いたり、そのせいで間を埋めた時に矛盾が生じたりもしたなあ…。
イナズマ青春記の方もですが、よく完結出来たなと自分を褒めたいです(おい)。
という訳で、ぐだぐだと荒波少女について語っていきたいと思います。長いです。見てやるぜ!という方は、暫しお付き合いをば。


・荒波少女の始まり
大分前なので、所々曖昧なんですけどね…。
イナズマイレブンシリーズにおいてシスコンといえば、やっぱり豪炎寺と鬼道ですよね。
そんなこの2人は、裏の主人公といっても過言ではないと私は思います。特に鬼道さんが。
で、豪炎寺と鬼道がシスコンなら、もし円堂に妹がいたら、円堂もシスコンになるんじゃないだろうか?
……というのが原点です。こうして、私の中で円堂守の双子の妹、円堂美波が生まれました。
つまりはシスコンなブレイク組を書きたかったんです。はい。円堂さんめっちゃ露骨だけど。
この頃は兄妹(姉弟)ネタにハマっていて、円堂妹以外にもキャラと家族の夢主が他にもちらほらいたんですよね。
何故円堂妹を連載にしたのかというと、一番設定が固まっていたのが円堂妹でしたし、何より一番書きたかったからです。
今は当時程ではないんですけど、あの時は逆ハーが大好きだったんですよね。円堂妹だと、それが書きやすくて。
…ごみ箱にある吹雪従妹や雨宮姉は名残です。この2人は完結させてあげたかったなあ。いつか機会があれば。


・名前とタイトル
デフォルト名の「美波」は、ほぼインスピレーションでしたね。考えてたら、ポンッと出てきました。
強いて言うなら当時夢主のデフォルト名には「美」を入れるという縛りをしていたのと、兄が「守」ということで、音を三文字にするということかな。
そこから必殺技を派生させました。波→海→荒波。こんな感じに。まあ、水系の必殺技を使うというコンセプトです。……三期で崩壊しますが。
円堂にとって代名詞となる必殺技がゴッドハンドなら、美波ちゃんは荒波なので、「荒波少女」というタイトルになりました。
実を言うと、初期はハチマキがトレードマークなので「ハチマキ少女」にするつもりでした。いやマジで。昔の自分殴ってきたいです行ってきます。


・家出事件
旅行はまだしもぶっ飛んでいる設定ですよねこれ。自分でもそう思います。昔の自分の脳内が超次元過ぎて辛い。
ただ個人的には、お金があって、切符さえ買えれば、どこへでも行けそうな気がしてくるんですよね。
私事なんですけど、小学生時代に某電車を使ったスタンプラリーに参加していたんです。特定の区間は1日乗り放題になる切符を買ったりして。
これさえあれば、決められた区間だけだけど、その中でならどこへでも行ける。さながらあれは夢の乗車券でしたね(笑)。
……まあ、そんな感じで、過去の自分の思考を肯定してます。


・心理描写とか
読み直すとここらへんが雑過ぎて逆に笑えてきた。移り変わりとかちゃんと書けてないですね。情緒不安定なんです(目逸らし)。
随分前のリアルタイムで呟いた荒波少女関連の記事のコピーがあったので、半分程抜粋して訂正したものを出します。無駄に長い。
「読み直してて自分でも驚いたのが美波ちゃんのメンタルの弱さ。
いや基本ポジティブシンキングだから直ぐに立ち直るけど。参照としてはイプシロン戦ね。鬼道さんグッジョブ。お前しかいないとなんとなく思ったんだ。
まず美波の二期の本当に初期の頃の目標は、楽しいサッカーをまた出来るようにする!なんですよね。半田達入院しちゃったし、学校壊されて日常と平和からさよならバイバイしたんで。
この時は本当に勝つことだけを考えてます。とにかくサッカーをこんなことに使うなあああ!!!って感じ。それが変わったのは奈良での緑川との再会です。早い。
過ごした時間は短くても一緒にサッカーをした事は変わらないぜサッカー好きな奴に根っから悪い奴はいない僕らはソウルメイトでブラザーさ!、みたいな。
思い出して、サッカーが好きな筈なのにこんなことをしていて、助けて欲しいと言われて、ここで目標が変わります。ヒロト達を救い出す。
あくまでも最終目標なので、前提としてはエイリア学園を倒すで表面上は変わらないんですけど。半田達の仇をとって助けて日本救って一石三鳥。美波を動かすこれだけは揺るぎない揺るがない根本的な理由はサッカーが好きだから、ですし。
そしでヒロトと再会して、凉野と話して、玲名嬢と話してと。凉野と玲名嬢の場合、ああこの2人は全然変わってなかった、という。ヒロトさんは忘れてるんだからもう仕方ない」
……というね。南雲の話が全く出てないんで補足すると、南雲に対する印象も凉野、玲名嬢と同じです。砂木沼さんはちょっとよく分からない(震え声)。
ここに吹雪の事も絡んで、雷門とエイリアの事で板挟みになってパニックになっていたのを無理矢理抑えていたところに、風丸に追い討ちをかけられたと。
風丸関連で酷く動揺したのは事実なんですけど、風丸の言葉が一種のトリガーとなって、ヒロト達と戦いたくないという面が無意識の内に出てきてしまい、ボールが蹴れなくなりました。
………………本編でやれよ。


・ヒロトの心理
というかさっきの続きに近い。という訳でまた抜粋。
「そんなこんなでジェネシスと試合するんですけど、ぼっこにしたのに真っ正面からぶつかって変わらずに接してくる美波にヒロトさんは少なからず動揺してます。幼馴染み(風丸)を潰したのは俺なのに。揺れてます。
カゼルさんに言われた時にはもう自分の気持ちの答えは出てます。でも、それが分かった上で、自分がしていることがどんなことか分かった上で、父さんを裏切ることはしない。だって俺は父さんの為に存在するヒロトでありグランだからひいいいい!
踏ん切りをつけてはいます。でもそんな彼がリミッター解除の指示の際反抗してしまったのは、彼に残った最後の良心というか情というか家族への思いと憧れというかあああああ」
なんか語尾がおかしい(真顔)。まあ真っ直ぐにぶつかっていくというのは、豪炎寺先生による腹シュートことファイアトルネード治療法後の事ですが。
最後の部分はあの、完全に私の妄想です。リミッター解除を躊躇ったあのシーンから妄想しまくった結果の結論です。妹関係ねえ。
……妹の方も含めて、こういう話が書きたかった、という話。加筆頑張ろ…。


・円堂について
シスコン設定をあまり生かせていない事件。どうしてこうなった。37話で思い出したように絶叫させた。
シスコンな円堂が書きたかった筈なのに、本当、何でこうなったのかな…。
あとはアフロディに対してつらつらと美波について話してたくらいか。序盤?……何のことだ。


・風丸について
この場で言わせて下さい。すみませんでした。
円堂以外で一番長く傍にいて、それこそ何でも分かる間柄だっていうのにあんな扱いでした本当に(以下略)。
過保護とか死に設定になっていたような。加筆修正の際、彼の出番を増やす予定です。


・豪炎寺について
本編の半分も出ていないエースストライカー様。こればっかりは仕方がなかった。
復帰してから美味しいところを持っていっているのかというと、別にそうでもない。ジェネシス戦前くらいか?
寧ろ腹シュート決めてて攻撃的過ぎる。ぶつけた後に長々と語ってるんじゃないよ…。
三期は空気にならないように頑張る。


・鬼道について
豪炎寺よりはマシかもしれないけど、吹雪やヒロトに比重が傾いた結果、いるのにいない状態に。すまん。
それでもちょいちょい出番はあったし、まあ、良かったのかな。
三期は影山関連のエピソードやらなんやらがあるので、出番も増えるかと。


・吹雪について
こいつ途中で妹に対してガチめに病んでた気がするんですけど、どうなんでしょうかねこれ。
病み系は受け付けない方がいらっしゃったら申し訳ないです。ぬるいですが、自分の趣味で書きました…。
三期ではキャラが崩壊気味になります。序盤とあるキャラに対して風当たりが強いです。すみません。


・吹雪以外の地方組
キャラ崩壊は特になかったかと。33話でそれぞれ意見を言い合ってましたね。
付き合いの長さとしてはまだまだ短いので、意図的に隠そうとしたことを読むのは難しいということです。
一応言うと、木暮、立向居、綱海は恋愛感情を抱いてません。今後もその予定はありません。
イタズラ相手、尊敬、妹。こんな感じに見ています。リカと塔子は女子選手仲間。


・ヒロトについて
もう既に殆ど語ってますが…。あ、中盤以前がまだか。
興味本意で見に行って、話しかけて、手を貸してみたりして、本当に最初はただの興味だったんです。
ヒロトにとって、サッカーに対するひた向きな姿勢が眩しくて、憧れに似た感情を抱いてました。円堂に対してはマジの憧れ。
円堂とも接触して、サッカーが楽しかった頃を思い出して、無意識のうちに初恋の相手と重ねていた感じ。
そのことに気づいてからも、"今"好きなのはあの子じゃないと自分の思いを自覚し、受け入れます。
それでも……、というのは上記参照。例え"吉良ヒロト"と重ねられていたとしても、ヒロトにとって"父さん"の存在は大きかったんですよね。
エイリアサイドの話とかも書いてみたい。その場合、GOのとあるキャラがタイムジャンプしそう。もしくは。


・ヒロト以外のエイリアメンバーについて
緑川は言ってしまえばエイリア学園のしたっぱなんですけど、だからこそ、父さんの望みを叶えたいと思う傍ら、また楽しいサッカーをしたいと強く願っていたのではと。
自分の頼みが結果的に妹を追い詰めることになるとは思ってなかったんで、もし知ったら自分を責めそうですね。そして怒られる。
凉野は自分の考えや思いにきっちりと区切りをつけています。立場上というのもありますが、今まで積み重ねてきたこともあるので。妹は好き。でもそれとこれとは話は別。やばい凉野さん凄い。
南雲は最初はめちゃくちゃ驚きます。でも直ぐに冷静になります。バカで熱くなりやすいけど、頭は切れる。そんなイメージがある。
砂木沼さんはね、うん。妹のことは気づいてたけど、普通に流してた。これが年上か……(適当)。


・不動について
なんせ2話しか出てないので、あれから関係性を読み取れというのは無理ゲーですね。三期では沢山絡みます。
「明王ちゃん」と呼んでいるのは、その方が親しみやすいからです。素直じゃないやつ、という認識。
感覚的に、本心というか底を見抜いてます。だがしかし本人に自覚はない。
周りから何を言われようと関わってくる妹と、雑にあしらいつつも突き放さない不動という奇妙な関係を書きたい。
これまた一応言っておくと、恋愛感情は入ってないです。


・無駄に長いあとがきだなおい
所々砕けてるけどお堅い文章書くの疲れた!!!
メインキャラに個別にコメント書いたけど、それよりもっと書くべきことはあったんじゃ。
うーん、思い付かない。やっぱりいざ書こうとすると出てこなくなるな。
とか書いてたら思い付いたんでまだまだ続きます。


・40話最終ページに出てきた少年とは
どう考えても三期に出てくるキャラクターです本当にありがとうございました。
という訳で、そういうことです(笑)。出すつもりなんて更々無かったんですけどね、気づいたら出てきてました。
いやー、キャラというのは好き勝手に動いてくれるもんですね。おかげで扱うのが大変です。少しは大人しくしてくれ。
まあ誰かっていうのは分かる人には分かりますね。多分。案外分かりやすかったりするのかな?
少なくとも、試合をするチームの選手の中の誰か、っていう。そんで褐色と。……うん、これは分かるか……。
ふと思い付いて入れたエピソードでしたが、彼のおかげで綺麗に纏まったような気がします。
彼が三期の方でいつ出てくるかはまだ分かりませんが、これからをお楽しみに!


・番外編:一期
二期からやりたいなーめちゃくちゃやりたいなーでも一期どうすんの。じゃあ番外編にしてしまえ、ということで番外編になりました。
番外編といっても、一期の時間軸であった事ということで、沿っている話はほとんどなく、キャラ視点が多い。
二期に好きなキャラが多いんだから仕方なかった(言い訳)。もちろん一期のキャラ達も大好きなんですけど、大体が投続されているので。
まあ、基本雷門メンバーが優遇というか、それ以外だと佐久間くらいしかいないな。御影の改とちょっと絡んだくらい?帝国書きたい。
そういう訳で、最近、一期も連載したいなあと思っていまして…(どういう訳だ)。なら最初からしろよと。
一期は本当にアニメの部分だけで、番外編の一期は脇道に逸れた話にしたい。話によっては、番外編と同じものを一期本編に組み込む場合もありますが。
三期用に別のブックは既に作っているので、この二期用のブックの余りをあてようかな、とか。もったいない精神。
ページでも作ってそこに二期共々リンクを貼っていくつもりなんですけど、まだ細かいところは決まってないです。章の説明文、どうしよう。
もし書き出したら、暖かい目で見守ってやって下さい。




書きたいことをだらだらと書いていたら、こんなに長くなってしまった。5000字を越えないようにしたかったんだけどな…。
ここまで読んでくださったこと、とても嬉しく思います。本当にありがとうございます。
円堂妹のお話はまだまだ続くので、付き合ってやるよ!という方は、これからも彼女らをどうぞよろしくお願いします。


それでは!





管理人:皐月





2013年6月28日〜2015年12月11日

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