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□メリークリスマス
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パーティーの買い出しの途中やはり、今日は町中が浮き足立っているなっとラギアは思った


鮮やかなイルミネーションあちこちに見られるサンタクロースの人形にカップルの多さなど、周りはクリスマス一色で、少しばかり、うらやましいとも思える。

今日は、自分の身内(と言っても一人だけ)と退院した、べリオロスの退院祝いも兼ねたクリスマスパーティーを行うつもりなのだ。

兄であるラギア亜種と共に綿密な計画を立てべリオロスを驚かせようとして今に至るわけである。
料理は完成したし、お店の内装はクリスマスフェアだったので、そのまま使わせてもらった。
途中で`クラッカーを買い忘れたことを思いだしクラッカーとべリオロスが飲めそうなソフトドリンクを何本か買ってきた。自分達の飲み物は兄に作らせれば、いいので酒は買わなかった。

準備は万全後はべリオロスを連れて来るだけだ。さっき電話したから、あと10分もすれば、来るだろう。

彼の驚く顔が思い浮かぶ。ほんの少しだけ幼さが残った顔はとてもかわいらしい。

そんなことを考えながら自分は、彼が店のドアを開くのを待っている。前に雇っていた(名前は言わないが)バイトが何度も挟まったドアが開くことを。

end
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