テニスの王子様
□※Speak the Truht-正直に-
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突如目の前に現れた甘いオレンジの香りを漂わす少年
身長も違えば喋り方も全く違う
大人な魅力が増してるけれど、同じ顔に同じ仕草
そいつは俺の好きな奴によく似ていた―…
◆Speek the Truth◆
人生とは全くもって不思議だ。
出逢ったのも只一時の偶然で、これから思い出の一部として心の中で淡くゆっくりと消えていくものだと思っていたのに…
彼奴はまた現れた。
越前ではなくて、自分の事を待っていたのだと言う。
訳が分からず眉を顰めれば、気にするもなく突拍子も無い事を言いだすのだ…
「よぅ、久し振りだな。ちょいとばかり頼みてー事があるんだケドよ。暫くの間…俺をアンタのとこに置いてくれねぇか？」