原作沿い2

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「あ…あっ…」

何これ…何なの…?
一体何が…起こってるの…?


【100点遭遇】


やっと桑原さんに追いついた。
少しでもフォローできれば…そう思っていたのに…。

「100のヤツや。」

100点の…星人…ラスボスが…目の前に…いる…!!

「おい、アイツらって…」
「あぁ…。」

稲森さんと北条さんがゴクッと喉を鳴らす。
桑原さんと一緒にいた一人が、血を体から溢れさせて倒れている。
聞こえてくる会話によればまだ死んではないみたいだけど。

「やれるか?ダンナ…おい…」
「………。」

ラスボスを前に、桑原さんの顔に焦りが浮かんでいる。
もう一人の人にも。

「くるで、おいッ!どないするッ?おいッ!」
「2人や!!俺とお前、2人ならやれる!!」

桑原さんとダンナと呼ばれた人が刀を手に持つ。
そして…

「「せーのォッ!!」」

ラスボスの体を何等分かに切り分けた。
終わり…だと思っていたけど…

「な、何…あれ…」
「おいおい…あんなの…」
「倒せるのか…?」

稲森さんと北条さんの顔に冷や汗が流れる。
切り分けられた体が、小さなぬらりひょんに形を変える。
そして、一人のぬらりひょんへと合体してしまった。
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