原作沿い2

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「良いか?もうアイツには絶対近づくなよ。」
「…。」
「っていうかアイツ誰だよ。」


【新武器】


「大阪チーム…。」
「東京以外でもこんな事やってんだな。」

西君達に合流して、一緒に行動を開始する。

「ッたく、一人で行動するからこうなンだよ。」
「…誰のせいだと思ってるの。」
「はぁ?」

まるで私が悪いというような言い方にちょっとムッとなる。
でも、確かに私も悪かったしな…。

「…ごめんなさい。」
「……別に怒ッてねーし。」

素直に謝ると、西君がポンポンと頭を撫でてくれた。
それが嬉しくて私は西君に抱きつく。

「うおッ」
「へへへ…」
「なンだよ、わけわかンねー。」

ミッションなんて忘れてずっとこうしていられたら良いのに。

「何やってんだよ!」
「離れろ。」

すぐに二人に引き剥がされてしまったけど。

「っていうか俺、思ったんだけどよ。」

私と西君を引き剥がした後、思い出したというように稲森さんが口を開いた。
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