原作沿い2
□75
1ページ/4ページ
「良いか?もうアイツには絶対近づくなよ。」
「…。」
「っていうかアイツ誰だよ。」
【新武器】
「大阪チーム…。」
「東京以外でもこんな事やってんだな。」
西君達に合流して、一緒に行動を開始する。
「ッたく、一人で行動するからこうなンだよ。」
「…誰のせいだと思ってるの。」
「はぁ?」
まるで私が悪いというような言い方にちょっとムッとなる。
でも、確かに私も悪かったしな…。
「…ごめんなさい。」
「……別に怒ッてねーし。」
素直に謝ると、西君がポンポンと頭を撫でてくれた。
それが嬉しくて私は西君に抱きつく。
「うおッ」
「へへへ…」
「なンだよ、わけわかンねー。」
ミッションなんて忘れてずっとこうしていられたら良いのに。
「何やってんだよ!」
「離れろ。」
すぐに二人に引き剥がされてしまったけど。
「っていうか俺、思ったんだけどよ。」
私と西君を引き剥がした後、思い出したというように稲森さんが口を開いた。