原作沿い2

□41
1ページ/4ページ

―転送前―

「はぁ?何で15点以上取らなきゃ死なんだよ!?」
「どういう事だ?」

全くわけがわからない。
いきなりこんな条件をつけられるなんて…。
カサッと音がし、そこを見れば紙が一枚落ちていた。

「なに…?」

+ + +

君達四人は長いから
少しルール加えてみたよ
面白いでしょ?(笑)
頑張ってくだちい

+ + +

「ふ…」
「ふざ…け…」
「ふざけんな…!!!」

こんなの罰ゲームだ!!


【点数稼ぎをメインで】






「どこだここ?」
「駅どこ〜?帰れんじゃねーの?」
「あっちあっち」

いつものように皆が帰ろうとする。
いつものように姿を消している私達。
とりあえず、皆の様子を見てみる。

「おっ。」
「あ。」

おじさんが転送されてきた。
でも、ちゃんとスーツ着てる。

「うひょー、すげー!」

稲森さんが喜びだし、見てみれば…

「あ、着てる。」

レイカって人も着ていた。

「ぎゃああ!」

遠くから悲鳴が聞こえてきた。
あぁ、枠から出たのか。
私達はまるでいつもの事というように無表情で見ていた。

「爆弾だ!頭に爆弾入ってるぞッ!!」
「こっちに戻ると音がしなくなッたッ!!」
「戻れば音がッ!」
「戻れ戻れ!もとの場所に戻るんだッ!!」

悲鳴の中から聞こえて言葉。
…どうやって爆弾を知ったのかは分からないけど、

「意外に…面白い奴がいるな。」

北条さんの楽しそうな顔。
私もそれに、ゆっくりと頷いた。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ