原作沿い2
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―転送前―
「はぁ?何で15点以上取らなきゃ死なんだよ!?」
「どういう事だ?」
全くわけがわからない。
いきなりこんな条件をつけられるなんて…。
カサッと音がし、そこを見れば紙が一枚落ちていた。
「なに…?」
+ + +
君達四人は長いから
少しルール加えてみたよ
面白いでしょ?(笑)
頑張ってくだちい
+ + +
「ふ…」
「ふざ…け…」
「ふざけんな…!!!」
こんなの罰ゲームだ!!
【点数稼ぎをメインで】
・
・
・
「どこだここ?」
「駅どこ〜?帰れんじゃねーの?」
「あっちあっち」
いつものように皆が帰ろうとする。
いつものように姿を消している私達。
とりあえず、皆の様子を見てみる。
「おっ。」
「あ。」
おじさんが転送されてきた。
でも、ちゃんとスーツ着てる。
「うひょー、すげー!」
稲森さんが喜びだし、見てみれば…
「あ、着てる。」
レイカって人も着ていた。
「ぎゃああ!」
遠くから悲鳴が聞こえてきた。
あぁ、枠から出たのか。
私達はまるでいつもの事というように無表情で見ていた。
「爆弾だ!頭に爆弾入ってるぞッ!!」
「こっちに戻ると音がしなくなッたッ!!」
「戻れば音がッ!」
「戻れ戻れ!もとの場所に戻るんだッ!!」
悲鳴の中から聞こえて言葉。
…どうやって爆弾を知ったのかは分からないけど、
「意外に…面白い奴がいるな。」
北条さんの楽しそうな顔。
私もそれに、ゆっくりと頷いた。