原作沿い
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私は、ある場所に来ていた。
【諦めないから】
今日は、北条さんも稲森さんも用事があって迎えに来れないと言われ…私は一人で帰っていた。
いや、そもそも、この一人が帰る事が普通なんだ。
あの部屋に呼ばれなかったら、私は稲森さんとも北条さんとも知り合えてないんだから。
「不思議だなぁ。」
あの部屋で出会って、一緒に戦っただけなのに。
それだけなのに、こんなに一緒にいるなんて。
「不思議だと思わない?」
私はその場に転ぶ。
そして…
「ねぇ、西君?」
西君の死んだ場所を、向いた。