原作沿い
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朝、目を覚ます。
まるで昨日の夜の出来事が嘘のように感じる。
だけど…
「真実…なんだよね…。」
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from:西君
sub:(non title)
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おやすみ
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【つまらない時間】
携帯を閉じて制服に着替える。
なんだか死んだのが嘘みたい。
でも、私、スーツちゃんと持ってる。
やっぱり現実だ。
「ふぅ…。」
また、あんなふうに呼ばれる…西君は電話でそう教えてくれた。
っていうか、何であんなに嬉しそうだったんだろう。
電話してるだけなのに…。
「でも、私も嬉しかったし。」
とりあえず学校行こう。
スーツはいつも着てた方が良いって言ってたから…着る事にした。
見えないように工夫して。
あぁ、これからずっと体育は上下ジャージだなぁ…。
今は良いけど。
「今日も西君にメールしても良いかなぁ?」
私は今日の夜の事を考えて、ウキウキしながら学校へ向かった。