原作沿い3

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「何…これ…。」
「来る…。」

私達の目に映るのは…真っ赤な空だった。


【赤空】


こんなのありえない。
私と西君はスーツを着る。
そして、何かあった時のためと持って帰ってきていた武器を手にする。

「ぎょーん!西!」
「大変だ!」

チャイムも鳴らさずに入ってきたのは稲森さんと北条さん。
後ろには氷川さんの姿もあった。

「どうした?」
「ニュース見たか?」
「ニュース…ですか?」
「アメリカが、攻撃されてる。」

そう言われてテレビをつける。
すると、確かにアメリカが何かに攻撃されていた。
ニュースではテロだと言われている。
でも、私達にはこれがただのテロではないと分かった。

「なぁ、外に出ようぜ。」
「西?」
「今、人間がどうなッてンのか見たい。」
「…悪趣味な奴。」
「吸血鬼に言われたくねーよ。」

西君に言われ、私達は家の外に出る。
そして、人の多い場所へと移動した。
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