原作沿い3
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「西!!」
「西君!」
「西!」
私達は一斉に名前を呼ぶ。
壊れた窓から武装した集団が突入してきた。
【残念でした】
「くッそ!くそ!!」
西君の焦った声が聞こえる。
私達はステルス状態のまま教室の中に駆けこむ。
駆けこむと同時に銃声が聞こえた。
「西…。」
教室の中では武装した集団が何かを囲んでいた。
人間…西君が倒れている。
それを見た稲森さんがXガンを構える。
私はそれを止め、ニッと笑った。
「大丈夫です…」
だって西君はまだ…
「西君はスーツ着てますから…」
生きてる。