原作沿い3

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今日は創立100周年という事で私の学校はお休みだ。
だから、こっそりだけどある場所に行ってみようと思います。


【あの時の言葉の真実】


私はある学校の傍にいた。
そう、ここは西君の通っている城傘学校。
西君が学校に通っている姿を見たくて、それだけの理由で来てしまった。
だって…

―お前は迎えに来なくて良いンだよ―

なんて言われてしまったから来る機会なんて無かったし…。
迎えに来たわけじゃないし、きっと西君だって許してくれるよね。
あぁでも、さすがに朝に声かけたら迷惑かなぁ。
そう思ったわけで、私は隠れているのです。
決して不審者ではない。

「あ…!」

遠くから歩いてくる西君。
西君の制服姿はやっぱり格好良かった。
校舎に入るまで眺めて帰ろう…私やっぱり不審者かもしれない。
そう思いながら西君を見ていたら、

「え…?」

西君の上に降ってくる机と椅子が見えた。
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