中編用
□12
1ページ/4ページ
♪よ〜ろこ〜びに むねを
「何!?」
「まだ…?」
「これからまた…?」
「どういう事なの?」
【本日二度目のミッション】
急いで部屋に戻ってきた私達。
その部屋にある黒い玉に映された星人は…
「どう見ても、人間…なんだけど?」
どこからどう見ても、人間だった。
「なんだこの地味な女。」
「これも宇宙人?」
「まじかよ。どうみても人間じゃん。」
私にも星人には見えない。
「んだよこれ…なんなんだこれ…。」
玄野君の体が震えている。
「小島…!?」
和泉君もどうやら知っているようだ。
一体…どういう事なの…?
「人間じゃないスか。」
「どうみても普通の女の子だ。」
「まァ、たぶん人間に見えても…きっと中身は違うんだろうな。」
「………。」
そうか…星人…星人…か…。
「ガンツ!!」
「!」
「ガンツ!!先に転送してくれッ!俺を一番先に!!」
玄野…君?