中編用

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「おい、起きろー。ぎょーんー。」
「んー…。後5分…。」
「起きねぇとキスするぞ。」
「私のセカンドは貴様に渡さん!金髪この野郎!!」
「金髪誰だよ。おはよーさん。」


【坂田と一緒】


「坂田、おかわり。」
「少しは遠慮しろ。」

朝食までご馳走になってしまって申し訳ないね。
そう思いながら本日三杯目のご飯を口にする。
よく食べるって良い事だと思うのよね。

「しかし、お前って何で死んだわけ?俺らと同じ?」
「ん?坂田達と?」
「俺らは…」

坂田がテレビを指さす。
そこには、昨日起こった事件について映されていた。

「あぁいや、私はここにいなかったから。」
「じゃあ何で?」
「…。」
「あ、聞いたら不味かったか。」

私はゆっくりと箸を置き、坂田を見つめる。
坂田のグラサンの奥の目が、真剣な色を帯びた気がする。

「実は…」
「…。」
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