中編用

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「っていうか、何で私の顔知ってたの?」
「あ?」
「ねぇ何で?」
「氷川さんから携帯で写メ回ってきたからな。」

いつの間に撮ってたんだアイツぶっ殺す。

「そっか、ねぇ氷川って奴は後何度会ったら殺して良いの?」
「えっ…」
「え?」

何度か会ったら殺しても良いですよってアレじゃないんですか。
そうなんですか。
じゃあ会った直後に殺りますね。

「何かこいつ黒いオーラ放出してんだけど。」
「なんか恐ろしいなこいつ。」
「え、何、人間怖い。」

はぁ…なんか坂田と桜井君に会いたくなってきちゃったな…。
いや、坂田はまぁ良いか。
とりあえず桜井君という癒しに会いたい。

「金髪まだ?」
「まだだ。」
「ここから先はこれをつけてもらう。」

そう言われた直後、目の前が真っ暗になった。
どうやら目隠しをされたようだ。

「…バレちゃ不味い場所なの?」
「お前らにはな。」
「へぇ。」

まぁ、抵抗する気はない。
今抵抗しても、簡単に殺されてしまうだけだもの。
生きるために私は抵抗せず大人しくついていくだけ。
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