PUROKENSHIU

□第34話
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いよいよ青整サンシャインズ対大神ホッパーズの試合が始まる。



アナウンス『先攻チーム…大神ホッパーズの攻撃…』


沢村「よし…マウンドに上がるぞ〜」


上郷「OK」


天賦羅「頼むよ、沢村!」


永良「沢村、頑張れ」


沢村「はい!頑張ります!」


天賦羅と永良にも声をかけられ、元気良く返す沢村。マウンドに走っていく。



アナウンス『1番…サード…春野』



春野「よっしゃー!頑張るぞ!」



【ホッパーズベンチ】


カルロス「雷…頑張れヨ」


長園「打つかなぁ」


渋谷「…どうかな」


長園「うーん、分からん。相手はドラフト1位の新人だし」


渋谷「ドラフト1位は、お前もだろ」


長園「いや、まあそれはそうなんだけど、あんまり関係無いって言うか…」


長園健太郎は大神ホッパーズのキャッチャー。肩の良さを買われてドラフト1位で入団したが、故障により二軍で調整中。


沢村「(トップバッターね…)」


上郷「(春野雷さん…左バッターだし、足には警戒しないと)」


沢村が投球を開始する。


沢村「(いろんな人に応援されてんだ…打たれる訳にゃ…いかないぞ!)」


ビュウッ!


春野「!?」
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