PUROKENSHIU
□第49話
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色々ゴタゴタが起きたものの、試合はようやく始まる。
鉄川「…」
立石「…」
片中「…」
球賀「…」
屋嘉坂「いいか。2回ずつそれぞれが担当して、ラストの9回は勝浦がやるんだ」
勝浦「えっ!?そんなの初耳っすよ!?」
勝浦が驚く。
屋嘉坂「いいだろう、とにかく今日は総力戦だ」
立石「あのー、監督」
右手を上げる立石。
屋嘉坂「ん?なんだ?」
立石「延長の時はどうするんですか?」
屋嘉坂「………」
プレイボールッ!!
屋嘉坂「…からな!頑張って来い!」
立・鉄・片・球「えぇ?」
プレイボールの声でかき消された屋嘉坂監督の話。とりあえず皆出て行く。
屋嘉坂「(危ねぇ危ねぇ…まさか沢村にやらせようと思ってたんだけどな…あんな態度だとは思わなかったしな…)」