everyoneV

□第65章
1ページ/8ページ

【challenge高校野球クラス:1年生教室】



始まりは…部活が始まる直前の時間。


野球クラスの教室には3人の生徒がまだ残っていた。



《ワアアアーーーッ!!



やんきーズ!カイザースに勝利!まだまだ快進撃を見せていきます!この快進撃は一体いつまで続くのか!?やんきーズ!》


テレビの放送はプロ野球の試合。極亜久やんきーズが猪狩カイザースに勝利していた。


四帆「あれ?プロ野球…どうしたんだ、珍しい。達也がそんなの観るなんて」


驚いた様子で四引達也に声をかける四帆光一。


四引「あぁ、つけたらやってただけだよ。たまたまね」


羅木「そもそも先生の許可無しにつけるのはどうかと思いますよ、四引くん」


そう、教室にあったTVである…。四引が勝手につけており、1人で見ていたところ、四帆と羅木がやってきたのだ。


四引「あ、そう?スイッチに届くからついつけちゃった。まずかったっけ?」


四帆「しっかしプロ野球なんて、普段ほっとんど観ない達也が見るとは珍しいからビックリした。まあ俺もあんま見ないけど」


四引「だぁから仕方無いんだよ〜!不可抗力だよ〜!つけたらたまたまやってたんだからぁ…」


四帆「はいはい、分かったから。部活行こ」


羅木「そうですね、いつまでも教室にいるわけにもいかないですし」


そして3人も部活へ。教室は無人になる。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ