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□第65章
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【challenge高校野球クラス:1年生教室】
始まりは…部活が始まる直前の時間。
野球クラスの教室には3人の生徒がまだ残っていた。
《ワアアアーーーッ!!
やんきーズ!カイザースに勝利!まだまだ快進撃を見せていきます!この快進撃は一体いつまで続くのか!?やんきーズ!》
テレビの放送はプロ野球の試合。極亜久やんきーズが猪狩カイザースに勝利していた。
四帆「あれ?プロ野球…どうしたんだ、珍しい。達也がそんなの観るなんて」
驚いた様子で四引達也に声をかける四帆光一。
四引「あぁ、つけたらやってただけだよ。たまたまね」
羅木「そもそも先生の許可無しにつけるのはどうかと思いますよ、四引くん」
そう、教室にあったTVである…。四引が勝手につけており、1人で見ていたところ、四帆と羅木がやってきたのだ。
四引「あ、そう?スイッチに届くからついつけちゃった。まずかったっけ?」
四帆「しっかしプロ野球なんて、普段ほっとんど観ない達也が見るとは珍しいからビックリした。まあ俺もあんま見ないけど」
四引「だぁから仕方無いんだよ〜!不可抗力だよ〜!つけたらたまたまやってたんだからぁ…」
四帆「はいはい、分かったから。部活行こ」
羅木「そうですね、いつまでも教室にいるわけにもいかないですし」
そして3人も部活へ。教室は無人になる。