everyoneV
□第64章
1ページ/8ページ
皆が1年生だった時の夏。
地方大会が終了した頃。
(ミーンミーン。)
夏だからか、虫の鳴き声がよく聞こえる…いや、セミか?
湯田「はうあ〜、暑いでやんすねぇ…凄い暑いでやんす…さすが夏でやんすね。こんな暑い日は冷たいものでも食べたいでやんすね」
山本「そうだなあ…」
暑いと元気もあまり出てこないようで…。
四引「夏休みのミーティングって結構辛いよなあ…クーラーがぁ…」
四帆「ホント欲しいな」
米田「そうかあ?地球に優しくない奴らだな〜!」
ミーティング中でした。まあ休憩入ったから喋っているわけだが…。
四引「夏休みにクーラー無いとキツいでしょ〜コレ。暑くて暑くて超大変だって」
米田「部活やってんだから関係あるのかねぇ。たまたまミーティングの時にクーラー無い教室なだけで。まあ俺は暑いの慣れてるから別に良いけどさ」
野球クラスではミーティングは教室で行われる。夏とはいえ、1年生のみなのは変わらないのだが…。
四帆「はあ、何でまた?暑いのってそう簡単に慣れるもんなのか?」
米田「小さい頃はよく…ていうかほとんど外にいたんだよな。ウチの親は出かけるの好きだし、俺も血を継いでるからか、出かけるのは好きだ」
四引「好奇心旺盛だもんな〜」
米田「自分で言うのもなんだけどな、体結構黒いし」
自分の腕や顔を見る米田。
四帆「それもそうじゃんね…どうなったらそこまで黒くなれるのか。この「野球部焼け」とは違って、「水泳部焼け」みたいな感じ」
↑ 首から上と腕から先と身体以外は焼けるあの感じと、全身焼けてる感じと言いたい
米田「どーよ」
四帆「どや顔やめぃ」
使い方(?)は正しい。実際顔も黒い米田だ。
四引「おっと〜そろそろ時間。休憩終了じゃん」
米田「そうか。席に座るかね」