everyoneV

□第64章
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皆が1年生だった時の夏。


地方大会が終了した頃。


(ミーンミーン。)


夏だからか、虫の鳴き声がよく聞こえる…いや、セミか?


湯田「はうあ〜、暑いでやんすねぇ…凄い暑いでやんす…さすが夏でやんすね。こんな暑い日は冷たいものでも食べたいでやんすね」


山本「そうだなあ…」


暑いと元気もあまり出てこないようで…。


四引「夏休みのミーティングって結構辛いよなあ…クーラーがぁ…」


四帆「ホント欲しいな」


米田「そうかあ?地球に優しくない奴らだな〜!」


ミーティング中でした。まあ休憩入ったから喋っているわけだが…。


四引「夏休みにクーラー無いとキツいでしょ〜コレ。暑くて暑くて超大変だって」


米田「部活やってんだから関係あるのかねぇ。たまたまミーティングの時にクーラー無い教室なだけで。まあ俺は暑いの慣れてるから別に良いけどさ」


野球クラスではミーティングは教室で行われる。夏とはいえ、1年生のみなのは変わらないのだが…。


四帆「はあ、何でまた?暑いのってそう簡単に慣れるもんなのか?」


米田「小さい頃はよく…ていうかほとんど外にいたんだよな。ウチの親は出かけるの好きだし、俺も血を継いでるからか、出かけるのは好きだ」


四引「好奇心旺盛だもんな〜」


米田「自分で言うのもなんだけどな、体結構黒いし」


自分の腕や顔を見る米田。


四帆「それもそうじゃんね…どうなったらそこまで黒くなれるのか。この「野球部焼け」とは違って、「水泳部焼け」みたいな感じ」


↑ 首から上と腕から先と身体以外は焼けるあの感じと、全身焼けてる感じと言いたい


米田「どーよ」


四帆「どや顔やめぃ」


使い方(?)は正しい。実際顔も黒い米田だ。


四引「おっと〜そろそろ時間。休憩終了じゃん」


米田「そうか。席に座るかね」
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