everyoneV
□第63章
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12月…2学期も終わりが近付いてくる。
challenge高校でももちろんテストが行われる。学期末テストでもあるからだ。
先生「ふう…相変わらずの成績ですよね…ウチのクラスは」
ちなみに各クラス毎に順位も出される。野球クラスはいつもド真ん中という、ある意味珍しいポジション。
先生「しかもクラス順位も変動無しって…」
(キーンコーンカーンコーン。)
先生「おっと。そろそろ行かなくちゃいけないですね」
(スタスタスタスタスタ…)
【challenge高校:野球クラス】
子川「テストも終わった…か。何か疲れた」
坂城「お、子川どうだったー?」
子川「まあ…いつも通り。やっぱ成績上がった方がいいのかね」
坂城「そりゃ成績良い事は悪い事なんかじゃねェが…」
白石「それが難しいんだよなー…勉強時間を確保するの大変なんだよなぁ」
子川「そうだな…(―_―)」
坂城「結果はその内来るだろうし、気にせず待つとするか」
テストも終わって、解放感に酔いしれ…る程でもなく、どちらかというとやや疲れ気味な野球クラス。
諸星「おれ、今回はなかなか成果が出てないような気がするんだよな」
矢部「そうでやんすか?諸星くん。まあテストなんだから自分の学力がものを言うわけで、仕方無いでやんすよ。山本くんは?」
山本「俺?」