everyoneV
□第61章
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1年生の2月の始め頃。
寒い日が続く訳だが、まあ部活は普通にある。
【パワフルマンション】
子川「ふう…今日も疲れたー」
帰ってくる(?)野球部員たち。
矢部「まぁた最終下校時刻が地味に延びたでやんすからねぇ。もう2月でやんすし」
子川「12月なんか、アップのランニングとダッシュやるだけで終わりだったな…あの時は楽だった」
坂城「今も大して変わらないような気はするけどな。筋トレメニューばっかじゃんか」
子川「そうかね」
塩山「あはは…実際そんなもんだよねぇ。それじゃあ皆、また明日〜」
(バタン!!)
自宅(自室か?)に入る塩山。
坂城「おう、じゃあな〜また明日」
矢部「オイラも…それじゃあまた明日でやんす」
子川「ああ」
4人それぞれ自分の家へ帰っていく。
そして翌日……。
柿崎「ふぅあ〜眠…」
教室の自分の席であくびをする柿崎。
倉刈「どうしたの?柿崎くん…そんなにあくびして」
後ろの席の倉刈が声をかける。
柿崎「いや、昨日遅くまで起きててね」
輝「ダメですよ!?ちゃんと規則正しい生活しないと」
前の席の輝からも声がかかる。
柿崎「まあ…夜更かしは小6からやってるから慣れてるし」
倉刈「え、慣れてる…?小6から…?」