PUROKENSHI
□第7話
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アナウンス『8番…ファースト…吉光』
吉光「…」
打席に立つ吉光。1アウト一塁は。次の打者によってはチャンスが生まれる状況だ。
百瀬「(1アウトか…ダブルプレーを狙えない事も無いよね…)」
ビュウッ!
ズバーンッ!
ストライク!
初球をストライクに入れる百瀬。それを見逃す吉光…。
吉光「(130km/h後半…って所ですが…)」
百瀬「(何を狙ってんだろ…)」
ビュウ!
2球目を投げる百瀬。
嘉川「(百瀬は軟投派な投手じゃが…三振を狙えるタイプでは無い、まあでも打ち取る事は容易であるが、打つ事自体はそんなに難しくは無い筈じゃ!…そろそろ打ちに来る筈…)」
吉光「(遅い…?)」
ググ…!
吉光「…!?」
投げられた球はやけに遅い球。そして変化する…!
ズバーン!
ボール!
吉光「(ふぅ…危なかったですね…今の球は…)」