PUROKENSHI

□第6話
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幾多「させっかァ!!」



バシイイッ!



アウト!


チェンジ!



塚道「えぇ!?」


ショートの幾多に補球され、チェンジとなってしまう。


幾多「そう新人に打点与えてたまるかァ!!」


百瀬「全くだ!!」


阪井「(いや、打たれてるじゃん)」

嘉川「(結構当たり強かったしのぅ)」


塚道「マジ…かよ」


藤「……チッ」


麻希「(…仕方ねェか)」


ベンチに戻るランナーの2人とバッターの塚道。ヒット性の当たりだった分、これは悔しい。


沢村「あちゃー…」


上郷「惜しかった〜…」


吉光「そうですね…」


域真「相手の守備が上手かったってことかよ〜!」


結構残念そうな声を出すベンチのサンシャインズの選手達。


柳「うーん、堅いなぁ」


天賦蘿「そう簡単には点取れないってことですかぁ…」


屋嘉坂「…」



悔しい結果だが、これで1回裏は終了。2回に移るが…。



アナウンス『2回表、パワフルズの攻撃…8番…』



沢村「8・9はともかく…問題は1・2だよね」


↑ 先輩相手に失礼


上郷「しかも二巡目だからなぁ…確実にヒットを打たれそうだなぁ」


沢村「そんなΣ(゜Д゜;)」


上郷「冗談だよ、そもそもそう簡単に打たれるわけに行かないだろ」


沢村「だよな!」


真に受けて結構ショックを受けたが、立ち直りは早い沢村。


吉光「8番9番だけでも確実に抑えて下さいよ。ツーアウトで1番の幾多さんに回るか、ランナー有りで回るかでも充分変わると思います」


沢村「まあ、もちろんそのつもりだよ!」


上郷「うん」
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