PUROKENSHI
□第2話
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11月…ある年齢の野球選手にとっては運命の日…
そう。『ドラフト会議』
18球団のドラフト選手が遂に発表される…!
《猪狩カイザース…5位…朝霧勇!【投手】…》
《青整サンシャインズ1位…沢村剛…【投手】…》
《青整サンシャインズ2位…上郷裕太…【捕手】…》
《青整サンシャインズ3位…吉光隆也…【一塁手】…》
《青整サンシャインズ4位…塚道周斗…【外野手】…》
《青整サンシャインズ5位…藤隆太…【遊撃手】…》
《青整サンシャインズ…6位…域真太一…【外野手】》
パワプロ的に6位までがプロ入り可能(ぇ
この日…指名された者と指名されなかった者では人生が変わってくる…。
春期キャンプの時期は2月。青整サンシャインズももちろんキャンプスタートである。
屋嘉坂「…キャンプが始まるか〜」
青整サンシャインズの2軍監督の屋嘉坂照夫…(ヤカサカ テルオ)。彼は新人として入ってくる2軍生の担当である。
屋嘉坂「今年のドラフト6人は…と」
投手1人
捕手1人
内野手2人
外野手2人
屋嘉坂「バランスが良いのか悪いのか…」
屋嘉坂は苦笑する。
屋嘉坂「(…さっき集合指示出したらしいからどこかにいるとは思うけど…)」
(ガヤガヤガヤガヤ…)
屋嘉坂「…お、他の二軍の皆は練習始めたか。新人達にも早く指示出さないとな〜」
新人はどこかに集められているらしい…。グラウンドの方に歩いていく屋嘉坂監督。
屋嘉坂「えっと…グラウンドにいないな。どこに集めさせたんだ、上の人達は…」
どうやら自分で出したわけではない模様。