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□第186章
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〔2班〕



台場「うぉ!うぉー!うぉー!?」


矢部「シカの大軍でやんすね!」


本田「……………」
四帆「……………」


さて、修学旅行中。他の班は問題(?)を起こしているかと思えばそうでもなく。


台場「ある意味京都名物だよな!」


有田「何言ってんだか」


柿崎「エサエサエサエサ〜…。あれ、本田と四帆どうしたの?そんな離れて」


四帆「俺動物嫌いなんだよー…」


本田「(シカに攻撃されたくない…)」


台場「何でぇ、別に害があるわけでもないし」


四帆「人間様にうっとうしいから嫌いなんだよ」


柿崎「うわ、スッゲェアンチ増えそうな発言」


有田「ネット用語使うなバカ」


本田「(あ、ネット用語なんだ)」


分からない人は分からないですもんね( ̄― ̄;)


柿崎「でもさぁ、動物ってーと結構いるよな何が嫌いなんだ?」


四帆「動物全般ダメだし植物もダメだよ俺」


柿崎「お前は人間界の何が良いんだ…」


矢部「どういうツッコミでやんすかそれ」


台場「人間だからこそ!ってやつか!」


四帆「そうそう」


台場「あれ?でもじゃあ動物園とか行ったことないのか?」


四帆「それぐらいあるよ。檻に入ってるのはいいよね。まさに檻迎(かんげい)ってやつ」


本田「(怖っ!)」


有田「そんな風に読まねえぞ」


四帆「そんな風に読む漫画あるだろ」


有田「まあな」


本田「(漫画持ってきてるよ、荷物にならないのかな)」


矢部「あ、六樹壱くんシャッターお願いするでやんす!」


六樹壱「…………」


カメラを構える六樹壱。


(パシャッ!!)


矢部「あ〜癒されるでやんすねぇ〜!普段の殺伐とした空気じゃないのを感じるでやんす!」


本田「(普段矢部の周りそんな殺伐としてたっけな…)」


↑ 失礼。


六樹壱「………?」


その時、腰をツンツンされた気がしたので振り向く六樹壱。


六樹壱「(うぉ、ビックリした…シカ…)」


数匹のシカが結構六樹壱に群がっていた。


柿崎「はいはーい、エサだぜ〜シカさーん」


本田「(皆和んでるなぁ)」


四帆「(…早く次の所行かないかなー)」


…とまあ2班が普通に修学旅行を楽しんでいたところで。



全然修学旅行してない方の班はというと…。








【百々和学園:野球部グラウンド】


陸田「順番これでいいか?向こうに出してくるぞ」


こちらは百々和学園で、1打席勝負が発生中。修学旅行なのに…。


米田「おう、よろしくー」

芽舘「お願いしまーす」


順番と言うのも、5人連続勝負なので、チャレ高が決めた訳だが…。


先鋒:林正直
次鋒:塩山勝明
中堅:森盛勇気
副将:芽舘泰名
大将:米田剛


湯田「何で剣道風なんでやんすかね?」


陸田「仁が書いたわけでもないのになぁ(^_^;)」


中野は頼まれても剣道風に書かないと思われる( ̄ー ̄;)


林「それじゃトップバッター行ってくるぞ!」


塩山「頑張って〜!林くん!」


湯田「頑張るでやんすよ林さん!」


森盛「林くん頼むよ!頑張ってね!」


芽舘「狙いはホームラン…いや、大きいの狙いはよくない…とすると…」


米田「何にせよ5人連続勝負なんだろ?俺まで回らせる自信は向こうさんあるんだろうなぁー」


九条「(大神は割と簡単に勝てたらしいが…この5人はどうだろうな)」


湯田「(そこまでパワーヒッターや打力バカいないでやんすし)」


塩山が言ってた「守備型」も、あながち間違ってはいない。


落徒「5人連続なのに負けたら恥ずかしいぞ〜v(`∀´v)」


九条「(…確かにな)」


湯田「まあそれはそうとしか言いようがないでやんすが…」


塩山「う〜…(・ω・`)
僕バッティング下手だけど、頑張るぞ〜!」


森盛「そうそう、その意気!落徒くんが言う事なんか気にしててもしょうがないよ!」


落徒「おいそれどういう意味だ勇気」
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