everyoneV
□第79章
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(コンコン。)
休日のホッパーズマンションにて。ある部屋のドアをノックする者。
凡田「アキラく〜ん?いるでやんすか?凡田でやんす!凡田大介でやんす〜!」
凡田大介が、倉刈明の家を訪ねていた。だが、返事は無い。
凡田「いないでやんすか…彼は携帯持っていないでやんすし、どうしようでやんすかね。うーん、自分の家で待ってるでやんすかね。また来るでやんす」
(タッタッタッタッ…)
凡田大介は倉刈明の部屋から離れ、自分の家へ戻る。
とある休日。凡田は倉刈明に話があり、彼の部屋にやってきたが、見事に彼は留守だった。
凡田「(待つでやんすよ…彼はもしかしてバイト中かもしれないでやんすね…)」
失礼な言い方だが、倉刈家は貧乏。息子の明も貧乏だ。バイトもしていかなければ生活も出来ない。苦しい状況なのだ。
凡田「(でも、オイラはアキラくんのバイト先なんか知らないでやんすし…諦めるしかないでやんすね…)」