A Novel

□天上〇下ネタ
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*人気



高柳雅孝、彼は自分で気付いていないだけで学園でも相当の人気者だ。

学園内を歩けば女子が陰でキャーキャー。廊下を歩けば教室の窓から廊下を眺める女子も多い。

だが可哀想な事に当の本人は自分の人気になど微塵も気付いていないからお気の毒。高柳家、執行部部長の弟というレッテルによって女子が近寄れないのも理由の一つ、だから本人は自分はモテない、どうせチ〇コが小さいよ、どうせ童貞だよ!と毎夜自分を慰め悶々とする日々を送っていた。

が…彼は女子だけから人気があるわけではなかった。その卓越された武術に惚れる男子生徒も多々いる。そして違う意味で惚れる男子もいる。


「高柳先輩…いい体してるよな〜」

「ああ、兄貴とは違って筋肉のバランスが良いし、なによりあの美しい顔が…」
「ああ、戦ってる時の顔なんてグッとくるよな」

「授業中の眠たそうな顔も好きだ」

「「ああ〜あの顔を歪めてみたい」」


そんな会話が繰り広げられている隣で昼飯を食べているボブと宗一郎は苦い顔をしながら箸を落とした。







END
雅孝出てない!
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