12/15の日記

23:57
徒然なるままに
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少年陰陽師を何度も読み返していたんですけど、気づいたこととか、覚えておきたいことをここに書いておこうと思います。

少年陰陽師って、天狐編までは紅蓮との友情がとりあえずメインで、彰子との関係の土台作り。
そして珂神編が転機で、玉依編から彰子との愛がメイン、というのが私なりの今のところの解釈です。
私が話したいのは後者。
珂神編で、自分の弱さを知り、勁く、とそれだけを望む昌浩と、貴船で傷つけてしまったことに今でも傷ついている彰子。
強くつながっていると思っていた関係は脆く、崩れることは目に見えている。それでもなんとか玉依編で傷を認め、再度彰子を護ることを誓った昌浩。
籠目編で急激に成長し、尸櫻編では彰子との選べなかった未来に強く焦がれる。それこそ、咲映夜たちに自分たちを重ねてしまうほどに。

頭を整理して分かったことは少年陰陽師は愛の話なんだなっていうこと。私はまだ18歳で、まだまだ未熟で至らないとこだらけで、失敗して後悔して、それでもなんとか生きていて、そんな私の人生に愛を教えてくれたのは紛れもない少年陰陽師です。
大事な、なくしてはならない友達への愛。家族への愛。護りたい、護らなければならない人への愛。また、支えている人への愛、支えてもらっている人への愛。
愛を語るにはまだまだ青臭いですが、やっぱりそう思うんです。
大事なことを学びました。これからも学んでいくんだと思っています。
多分きっと、少年陰陽師はあと2章で終わると思います。いつかのあとがきに書いていました。
最後を締めくくる前に、なんとかして昌浩と彰子に幸せになってほしい。本の登場人物にそんなに感情移入するなよっていう話ですが、共に青春時代を過ごしてきた大事な話なんです。
絶対絶対絶対、昌浩と彰子には幸せになってほしい。この2人は幸せにならなきゃいけないよ。信じて待つことにします。

それと、もっと紅蓮と勾陣の絡みを増やしてほしいですね。最近公式になっている気がしてならないので笑
この2人の絡みだけが、重く切ない話の中での私の唯一の救いです笑



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