10/12の日記

18:51
少年陰陽師
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お久しぶりです。管理人の結です。
この日記を読んでいる方がいるのかどうかもはや分かりませんが、
少年陰陽師の尸櫻編、読み終えてきました。

では、感想をば。

まず、全体を通して、分からないことがとても多かったです。今までにないくらいいろんなところに伏線が貼られていて、文章を読むことってこんなにしんどかったっけ、と何度か思いながら読み進めました。
そういえば、窮奇編からずっと、毎章どこかしらで泣いていたのに、一回も泣かなかったなあ。感動はしたんですけど、理解するのに精一杯で泣けませんでた。

とりあえず、分かったとこと。
昌浩が成長したこと。
昌浩の彰子(藤花)への想いがやっとはっきりと文章で現れたこと。
この二人の決意が同じで、それが変わることもないし、変えることもできないということ。
じい様の魂は尸櫻と混じっていて、一度死んだけど昌浩によって助かったということ。
先代天乙貴人の死の理由と朱雀の想い。
十二神将最凶騰蛇とそれに次ぐ凶将勾陣の絆(てか愛)。

かなあ。
まず、昌浩の成長から。
彼は今までもとても重いことを背負ってきたけど、これからももっと重いことを抱えて生きていかなければならないんだなあ。背負えるものが大きくなった。それが彼の成長の一つなんではないかなと思います。
彰子とのことも、屍と咲光映に自分たちを重ねるほど想っていたんだね。昌浩は。
どうにもならないから、こうするしかない。二人とも、今後誰とも一緒にならないって疑いもなく思ってる。だって二人とも心の中には護ると決めた子、どんなことがあっても護ってくれる大事な人がいるから。
一巻からずっとこの二人を応援してきたけどそれも無理なのかな。
でもやっぱり幸せになってほしい。
昔みたいになんのしがらみもなく、彰子って読んで欲しいと思う。

じい様については次巻からが勝負なのかなって思います。
ただ神将たちの思いが素晴らしかった。

天乙貴人については何も言えません。屍が殺した。朱雀は屍を恨んでいいと思う。でもやっぱり屍にも咲光映を護るっていう強い思いがあったからなあ。

そして、さいごに騰蛇と勾陣ですね。
この章はこの二人の信頼関係がよく現れていた。うん。この二人の心情描写だけが、重い文章のなかでの救いだった。とりあえずにやけが止まらなかったです。
最後のシーンで救われました。

では、この辺にしときます。
サイトも、もう少しで再開できると思います。
またきてください!


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